Open sourceでDTMしたい!-Ubntu用DAW探し編-
機械学習をGPUで高速化するために、MacからUbuntuに乗り換えた。
それまで使っていたMac bookよりもマシンスペックが向上したため、どうせならUbuntuマシンでDTMもしたい。
そこで、Ubuntuで利用できるDAWを調べてみた。
LMMS (Linux MultiMedia Studio)
LMMS developersにより開発されているオープンソースDAW。
任天堂 ® ファミコン・ゲームボーイやRoland ® TB-303等の16種類のシンセサイザーを内蔵している。
Rosegarden
Chris Cannam, Richard Bown, Guillaume Laurent, et al.らにより開発されているオープンソースDAW。
MIDIシーケンスに特化している。
Qtractor
Rui Nuno Capelaらにより開発されているオープンソースDAW。
個人、ホームスタジオでの利用のための必要最低限の機能がある。
Bitwig Studio
Bitwig GmbHにより開発されている有料(無料の試用版有り)DAW。
Ableton liveの開発者らによって開発された。クリップランチャーやハイブリッドトラック等の機能を備えている。
●BITWIG BITWIG STUDIO 16-TRACK【パッケージ版】 価格:17,270円 |
Ardour
David Robillard, Robin Gareus, Nick Mainsbridgeらにより開発されているオープンソースDAW。
無制限のマルチトラックレコーディングや、ビデオの取り込みと取り込んだビデオからのオーディオトラックの分離等の機能がある。
オープンソースのOSを使っているのでDAWもオープンソースを使いたい!(無料が良い笑)&UIがかっこいい!というしょうもない理由からArdourを使用することにした。
今回初回したDAWはフリーソフトも多いため、気になったものはインストールして試してみることをおすすめする。
Ardourは有料ソフトなのだが、Open sourceプロジェクトのためソースコードが無料で公開されているため、ソースコードから自分でビルドすることでArdourを無料で使用することができる。(ソースコードからビルドして利用することは公式に開発元が認めている。但し、ビルドについて一切のサポートは受けられない。)
ソースコードのビルドには若干の作業が必要になってくるため、次回はArdourのビルドについて解説しようと思う。